2020.03.26開設

DTMによる音色選びが楽になる5つのポイント

DTM、特にソフトウェア音源やソフトウェアサンプラー(以下、ソフトウェア音源と総称)を使用した音楽制作の場合、適切な音色選びが重要になってきます。膨大な音色群の中からどのように選んでいけば良いのか?悩むところですよね。

せっかくの良いフレーズも音色選びで台無しになってしまったり、どこかチープな作品になってしまう事も珍しくありません。また、本当に怖いのは、音色のミステイクの為に、本来良いフレーズである事が見抜けず、ボツにしてしまう事です。

そうならない為にもDTMでの音色選びの基本を知り、慎重に行いたいところです。

全体のサウンドの中でどのフレーズが主役(聴かせたい音)なのかを明確にしておくことが必要です。メインフレーズが同時にいくつも存在する楽曲は非常にパンチが弱く、耳に残らない印象になってしまいます。

メインフレーズは一つに絞りましょう。その他のパートは、コード感を出したり、メインフレーズの音に厚みを持たせたり、リズム感を持たせたりと、サポート役にしましょう。

音色のスピード感を大切にしよう

ストリングス、ベル、オルガンなど、音色にはそれぞれに合ったテンポやビートがあります。16ビートのテンポ感を出すための音符にストリングスは向きません。

また、残響音の多いベル系の音色も同様です。短い音符には、それに見合った音色が必要です。長い音符は逆に、アタックのタイミングが少し遅れるくらいのゆったりとした立ち上がりの音色で残響音も豊富な方が良い場合もあります。

音符やテンポに合わせた音色選びが大切です。

フレーズの音程によって音色選びを変えてみよう

音色には、低音・高音それぞれ得意な音程があります。その理由は、低音も高音も、音程をシッカリと決定付ける周波数帯域がそれぞれ違うからです。

低音ならば、低い周波数帯域の部分がシッカリ聴こえて初めて音程感が分かるわけですね。そのフレーズだけを聴いていれば問題のない音色でも、ひとたびアンサンブルの中に混ざってしまえば、急に音が聴こえなくなったように感じたり、思っていたイメージと違う結果にもなります。

音符が高低を大きく行き来するようなフレーズならば、それに見合ったワイドレンジな音色が必要になってきます。楽曲の音数によって音色を選ぼう

曲にも音数の少ない曲、音数の多い曲と様々です。音数が少ない楽曲の場合は少々派手な音色を用いても問題はありませんが、音数の多い楽曲の場合は派手な音色を多用しすぎると、他のフレーズの働きを妨害する危険性があります。

音数が多いという事は、それだけ緻密に音符が張り巡らされているという事です。あまり気にし過ぎると消極的な楽曲になってしまいますが、「音の重なりを聴かせる」という事を意識した音色選びが必要です。

複雑な音符構成の場合はその分、臨機応変な対応が必要で、主旋律、副旋律(対旋律)どちらが欠けても望む結果にはなりません。音が重なって初めて求めるものが出来る場合は、常に音の重なりを意識した音色選びをしましょう。

生音主体なのか打ち込み主体なのか

DTMの世界ではすでに一般化されてきた生演奏との同期ですが、生音主体の楽曲の場合は、周りの楽器の音色にも気を配らなければなりません。よくある会話の中で「シンセパートの音量が大きい」という事がよくあります。

本当によくあります(笑)ですが、人間の耳がそう聴こえるだけであって、本当に音量が大きいのでしょうか?再考する必要があります。ボリュームを変えず音色を変えてみるのも良いかもしれません。

音色にはボリュームを上げていなくても前に出る音色と、そうでない音色があるので一度試してみましょう。

如何でしたでしょうか?時と場合によって、様々な音色選びのパターンが存在します。これを基本に色々と試してみてください。
下記も参考になるので一度ご覧ください。
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