初心者脱出の為のドラムトラックの作り方|DTM初心者の為の学校では教えてくれない制作極意

ドラム音にも長さがある

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生演奏でももちろん言える事ですが、DTMを始めたての頃は特に、ドラム等のリズムトラックは単音(打音)という事もあって、音符の長さを忘れがちになります。これは、MIDIによるリアルタイムレコーディングではなく、マウスで音符を貼り付けていく様な制作の際、特に顕著に表れます。

リアルタイムレコーディングも含め実際に演奏する際は、音符の長さを意識して演奏した場合と、そうでない場合とでは大きくリズムニュアンスが変わります。しかし、マウスで音符を貼り付ける場合は、例えば1拍のバスドラムであっても、2拍のバスドラムであっても同じ様に聴こえてしまうのです。これが、DTM特有のリズムトラックの音符の長さを忘れがちになる理由です。

 

ではなぜ、聴こえ方が同じであるのに音符の長さを意識しなければいけないのでしょうか?

 

理由は、楽曲を制作する際のコンセプトや、それを形成していく為の判断材料を明確に持っておく必要があるからです。楽曲を制作する時、リズムトラックから制作を開始する場合に限らず、どのパートから制作するにしても、その楽曲のコンセプトが必要です。

 

いわゆる指針やベクトルですね。その中で、必要なもの、必要ではないものを吟味しながら判断していきます。その一部にドラムトラックがあるわけですが、1拍と2拍などの音符の違いを明確に捉えておく事で全体のアレンジに説得力が出てきますし、判断に迷う事も少なくなります。

 

判断の内容として具体的には、

  • リズムトラックの音色はどんなものがよいか?
  • ベロシティ(音の強弱)はどれくらいがよいか?
  • 打音タイミングはモタらせるべきか、前ノリにすべきか?
  • コンプはどの程度かけるべきか?
  • リバーブTimeはどの程度伸ばすべきか?リターンはどの程度返すのか?
  • ディレイタイムはどの程度にするのか?

などですが、
リズムトラックの音符の長さを意識する事で実にこれだけの選択肢に対応する事ができるわけです。

 

2拍ならば、
「音色は比較的ヘビーなもので、コンプは深めにかけようかな?」とか、
「1拍だから少し前ノリにして残響系のエフェクトはショートディレイだけにしようかな?」
など、もちろん曲によって様々ですが、自分なりのシッカリとした根拠をもって判断していく事ができるわけです。

 

さらには曲にどのようなグルーヴを生み出すのかという判断材料にもなります。アレンジにも大きく影響し、特にベースのアレンジを決定付ける重要なポイントでもあります。また他人にアレンジや演奏を任せる場合、打音の音符をシッカリと提示する事で、伝わりやすくもなりますし、どうしたいのかが明確になるわけですね。

 

音楽とは元々自由なものですから楽曲の制作内容すべてに必ずしも根拠が必要というわけではありません。ですが、音符の長さの捉え方をシッカリと持っておき、その中で根拠のない遊び心という自由なエッセンスを含ませる事で、遊び心が際立ちますし、何より楽しい制作が望めるのではないでしょうか。

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